NHKの「インターネット同時配信」を許可する法律が、とうとう国会で可決されました。

最近NHKの受信契約をめぐる裁判が話題になっていましたが、それもみんなネット配信への移行準備だったのかもしれません。

スマホやPCの普及とテレビ離れが進んでいく中で、NHKも必死のようです。

ネット同時配信とは?いつから?

ネット同時配信とは、テレビの内容をインターネットでリアルタイム視聴できる事です。

NHKは2019年度中にサービスを始めると言っているので、今年中にはPCやスマホでも番組が視聴できるようになりそうです。

NHKの悲願、民放には悪夢

テレビ番組の「ネット常時同時配信」は、今までは民間放送にしか許されていませんでした。

NHKだけは災害報道やスポーツ中継などに限定されていたのが、法律の改正で全面的に可能になったのです。

民間放送の各社は、この『放送法』の改正にずっと反対していました。
どうやら民放はネット配信への参入が上手く行っていないらしく、受信料で成り立っているNHKと太刀打ちできる状態にないのかもしれません。

そんな背景もあり、今回NHKがネット同時配信に漕ぎ着けた背景には、多少の妥協もあったようです。

まず民間放送の「民業圧迫だ」という主張を考慮して、NHKには「ネット配信にかかる費用の公表を義務づける」という条件が付けられました。
そして費用の上限を、受信料収入の2.5%以内に収めるように求められています。
更にNHKは、令和2年10月までに受信料を4.5%値下げすると決めた経緯があります。

ネット同時配信で受信料はどうなる?

ネット同時配信が稼働し始めても、テレビ視聴者(契約者)に受信料の上乗せなどはありません。

問題は、テレビを持たないネットユーザーです。

NHKは、去年の段階では「ネットのみの視聴世帯に対しては受信料を徴収しない」としていました。

ただこの時点では「民放」や「視聴者」に配慮する必要性に迫られていたわけで、これからどうなるかは分かりません。
NHKの受信料制度は、29年12月の最高裁判決で「合憲」を勝ち取っています。
そして最近では、車にワンセグ機能のある「カーナビ」があるだけで受信契約の義務が発生するという判決も出ています。

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