5月9日菅義偉 官房長官が、アメリカ国務省でポンペオ国務長官と会談しました。
この会談で、日米は北朝鮮が”飛翔体”を発射した件について、緊密に連携して対応する事で一致したようです。
今回は、このニュースから私が連想したニュースを以下にまとめてみました。
そして このニュース関連で調べていた中で、今月末にトランプ氏が国賓扱いで来日される事を知りました。
この機会に、制裁などの対応について進展がある事を願うばかりです。
この会談と同じ日に弾道ミサイルが発射された!
まず、5月4日に北朝鮮”飛翔体”を発射したという事件がありました。
この時点では、”飛翔体”が弾道ミサイルだという確証はありませんでした。
防衛省によると「日本の領域や排他的経済水域(EEZ)への弾道ミサイルの飛来は確認されていない」とか「直ちに日本の安全保障に影響を与えるような事態ではない」という見解だったので、それほど問題視していなかったのですが・・・
まさに菅官房長官とポンペオ国務長官が会談した9日に、北朝鮮が今度は弾道ミサイルを発射しました。
今回は、米国防総省が「複数の弾道ミサイル」と断定しています。
今度は、ちゃんと対策を話合ってもらいたい所です。
安倍首相の日朝首脳会談への意思表示
北朝鮮といえば、最近では安倍首相の日朝首脳会談への意思の表明が思い出されました。
「安倍晋三首相が、無条件で日朝首脳会談に臨む意向を表明した」という5月6日のニュースです。
このニュースで気になったのは「無条件」というキーワードです。
実際には「私自身が金正恩 委員長と条件をつけずに向き合わなければならない」という言い方だったようですが・・・。
どうやら北朝鮮問題を巡る6カ国協議の参加国の中で、北朝鮮との首脳会談が実現していないのは日本だけだという事が問題のようです。
そして この事実を受けて、首相が首脳会談の早期実現への意向を示したという事のようです。
清水貴之「これまで日朝会談開催は拉致解決の先に関係改善に繋がる流れだったが、条件なし=経済制裁緩和や国交正常化が先になることあるのか?」
安倍総理「そういう方針ではない。拉致問題解決には金委員長と直接話さないといけない」安倍総理が拉致問題が解決しない限り制裁は続行と明言#kokkai pic.twitter.com/AL2Cwv3XfR
— DAPPI (@take_off_dress) May 9, 2019
米朝関係について思い出すのは・・・
そして米朝関係については、だいぶ前になりますが2月28日に米朝首脳会談が行われています。
アメリカのドナルド・トランプ大統領と北朝鮮の金正恩 朝鮮労働党委員長による米朝首脳会談では、朝鮮半島の非核化に向けた合意には至らなかったという経緯があります。
結果として、今後も北朝鮮への制裁は継続するという事になりました。
トランプ大統領は記者会見で「金委員長が今後も核ミサイル実験を行なわないと約束した」と強調し「私は金委員長を信頼している」と述べたそうですが、思いっきり裏切られてしまいましたね・・・。
ネットの反応
このニュースに対して、ネットの反応としては
これまでの日米外交は首脳レベルの交渉がクローズアップされていたけど、最近は外務大臣だけでなく菅氏がポンペオ国務長官やシャナハン次期国防長官との繋がりを作っている
この会談で、有事の際に日本の集団的自衛権の範囲についての相互確認した可能性があるのでは?
という意見が見られました。