市場動向

  • 小売業全体の売上高は、過去10年間約130兆円台である。
  • 小売業を業態別にみると、コンビニは上昇傾向にある。
■過去10年間の小売業の売上高(単位:兆円)

 

■小売業主要業態別・売上高の推移(単位:兆円)

(出典)経済産業省「商業動態統計調査」

 

業界動向

  • 2013年度の業界規模(主要対象企業7社の売上高合計)は9兆4,563億円で、過去3年間売上高が伸びている。
  • 売上高のシェアはセブン&アイ・HD、ローソン、ファミリーマートの3社で業界の9割を占めており、首位のセブン&アイ・HDは約6割を占める。
  •  

    ■過去5年間の業界売上高の推移(単位:兆円)


    (資料)業界動向SEARCH.COM

     

    ■2012年度売上高 上位5社
    1位:セブン―イレブン・ジャパン 35,084億円
    2位:ローソン 18,946億円
    3位:ファミリーマート 15,845億円
    4位:サークルKサンクス 9,467億円
    5位:ミニストップ 3,526億円
    (資料)セブン&アイ・ホールディングス「投資家向けデータブック」

    大手3社の過去5年の店舗数の推移

    ①セブン&アイ・HD

    • 2012年の店舗数は15,072軒で、2008年より2,774軒増加した。
    • 加盟店の総店舗数に占める割合は97.13%で、2008年より2.5%増加した。
    • 海外店の総店舗数に占める割合は4.1%で、2008年より4.1%増加した。

    ②ローソン

    • 2012年の店舗数は1,1130軒で、2008年より1,603軒増加した。
    • 加盟店の総店舗数に占める割合は90.75%で、2008年より約3%増加した。
    • 海外店の総店舗数に占める割合は69.71%で、2008年より約1%増加した。

    ③ファミリーマート

    • 2012年の店舗数は9,481軒で、2008年より2,077軒増加した。
    • 加盟店の総店舗数に占める割合は88.33%で、2008年より1.6%増加した。
    • 海外店の総店舗数に占める割合は57.26%で、2008年より約7.8%増加した。
    コメントは利用できません。